このWEBの製作者:四国観光名人認定(H18.12第6-0273号)クリック

道後温泉本館

道後温泉本館の由緒略

 明治維新から続く激動の時代、早くも「観光の時代が来る」と将来を見抜いた男がいた。
伊佐庭如矢(いさにわゆきや)道後湯之町初代町長。
郷土を愛する気概と情熱で、強固に反対する町民を説得し、型破りで壮麗な道後温泉本館を建築。
百年を超える道後の繁栄の礎を築いた。
 1890(明治23年)年に町長になった如矢は温泉全建物の改築を計画、近代改革に乗り出した。
建物は手狭で老朽化が著しく、入浴客も三津港に関西から汽船が乗り入れ、急増していた。
 まづ、無料の「養生湯」の改築と、資金捻出のため有料化を打ち出した。
養生湯の利用者は遍路や町民。
たちまち反対の声が上がったが、代わりに廃材を生かした新たな無料湯と感染症患者向けの湯を造り、町民をうなずかせた。
続いて本館「神の湯」改築に着手。
総工費13万5千余円。
小学校教員の初任給が8円弱の時代。
あまりに法外な予算に町民は驚いた。
反対運動は激化、命を狙う者さえ現れた。
 しかし、如矢はひるまなかった。
「世間の目を向けさせるためには必要だ」と粘り強く説得。その理論と情熱に反対派リーダーたちも一転、資金を提供。
如矢も全財産をなげうった。
 旧松山藩お抱えの城郭大工・坂本又八郎を棟梁に、20カ月を費やし1894年、桁行き10間、梁間3間半、3階建ての類を見ない楼閣を作り上げた。
 客の確保も忘れなかった。
道後鉄道株式会社を設立。
一番町から道後、道後から三津口間に軽便鉄道を走らせ、客を温泉へ運んだ。
周辺には公園を整備、のちに坊ちゃん団子となる湯ざらし団子も発案した。
 如矢の先見の明で、百年間、道後の街は繁栄した。

 道後温泉本館築後100年を記念して本館前に伊佐庭如矢の銅像が建立された。

 道後温泉は、約3000年前に開湯した日本最古の温泉といわれ、「万葉集」や「源氏j物語」にも登場する名湯として知られている。

 無料で利用できる足湯や手湯が点在し、ホテル・旅館・土産店が並ぶ温泉街があり、そのシンボルとなっているのが道後温泉本館。
この道後温泉本館は道後の湯を楽しむことのできる大衆浴場であり、国の重要文化財でもある。
夏目漱石や正岡子規、種田山頭火など多くの文人にも愛され、漱石は小説「坊ちゃん」のなかで、ほかのところは何を見ても東京の足元にも及ばないが、温泉だけは立派なものだ」と絶賛した。

 本館には神の湯、霊の湯という2つの浴場と、2つの休憩室、個室があり、それらの組み合わせにより4つの入浴コースが設定されている。
また、漱石が愛用した個室「坊ちゃんの間」、日本で唯一の皇室専用浴室、「又新殿」などもある。

【坊ちゃんの間】
 夏目漱石が、松山中学の英語教師としてこの地をふんだのは、明示28年(1895)4月、当時の道後温泉本館は、木の香も新しい建物で、漱石も足繁く通い、湯上がりにはこの3階の個室で茶を飲み、菓子を食べてくつろいだ。

【又新殿】
 明治32年に建てられた皇室専用の湯殿で昭和天皇も昭和25年に来湯した。
建築様式は桃山時代風の優雅なもので、畳は備後表の高麓縁、天井は高麓張りの桐の3枚重ね、ふすまは金箔に極彩色の枝菊が描かれている。
浴槽は、最上の御影石とされる香川県の庵治石を使用。

【振鷺閣】
 道後温泉本館の神の湯の最上層にあたる部分。
赤いぎやまん細工のガラスが張りめぐらされている。
中には太鼓が吊り下げられていて、1日3回(朝6時、正午、午後6時)打ち鳴らされる。
この太鼓は本館ができた明治27年当初から続いていて、環境庁(当時)の残したい「日本の音風景百選」にも選ばれている。

     (本文:四国観光検定公式テキストブックから引用しました。)
道後温泉 入浴料金

入浴区分 大人(円) 子供(円) 営業時間 札止め 利用時間 お接待
霊の湯 3階個室 1,500 750 6:00〜22:00 20:40 1時間20分以内 浴衣、お茶、坊っちゃん団子、貸タオル(石けん付)
2階席 1,200 600 6:00〜22:00 21:00 1時間以内 貸浴衣、お茶、せんべい、貸タオル(石けん付)
神の湯 2階   800 400 6:00〜22:00 21:00 1時間以内 貸浴衣、お茶、せんべい
階下   400 150 6:00〜23:00 22:30 1時間以内
又新殿観覧   250 120 6:00〜21:00 21:00 案内時間内
椿の湯   360 150 6:30〜23:00 22:30 1時間以内
詳細はお尋ねください(TEL
・団体割引/20名様以上2割引・100名様以上3割引(霊の湯・又新殿は除く)
・館内で記念タオル(石けん付)は200円で販売、
 貸しタオル(石けん付)は50円で お貸ししています。
・「霊の湯」入浴のお客さまは、又新殿の観覧ができます。
・道後温泉本館は平成15年4月1日から、全館禁煙になりました。
・道後温泉椿の湯は平成16年4月1日から、館内禁煙になりました。
・年中無休(年末大掃除を除く)で営業しております。
・本館の入浴料、観覧料の一部は、本館(重要文化財)の保存修復に役立てられます。

右の銅板葺きの玄関が表玄関
 
 

又新殿内は撮影禁止のためご覧いただけません
どうしても見たい方は、mailください。


 

漱石の松山時代(クリック
漱石の奥さまの写真(クリック)
マドンナの写真(クリック)

坊ちゃんのモデル写真(クリック)
漱石の写真(クリック)

3Fの廊下(非常に狭い)

2Fから3Fへの階段(急な階段)

3Fの部屋(ここで着替えて入浴する)

        2F

当サイトに掲載されている情報・画像の無断転載を禁止します。
当サイトに関する著作権は(有)ハローインターが有します。  
CopyRight(C)2005 Halloo Inter,All Rights Reserved